まず前提として、PVが算出できなければ、EVも計算されません。
※PVについてはこちらをご参照下さい。
EVMのEV値がプロットされる日は、以下の通りになります。
1 チケットの作成日がチケットの開始日・期日よりも後の場合、チケットの作成日時点で進捗率が上がったとみなし、EVがプロットされる
★チケットの実開始・実終了日の入力がない前提
新規作成
チケットの開始日<チケットの期日<チケットの作成日 = チケット作成日にプロット
チケットの開始日<チケットの作成日<チケットの期日 = チケット作成日にプロット
チケット編集
日付指定で進捗入力した場合は上がり始めるのは 指定した中で一番過去の日
初めて進捗入力した日
進捗入力がない場合、EVが0である
※ただし、チケットのステータスが終了ステータスの時は更新日に進捗率が100%になったとみなす。
開始日/期日/工数がない場合、EVがグラフに反映されない
※また、ステータス「未着手」のまま進捗率を更新し、EVは進捗率にしたがって上がっていきますが
最終的にステータスを「対応完了(クローズ)」にしたときに、実開始日と実終了日に今日の日付が入ります。
実開始日/終了日がある場合はそれが優先されるので、実開始日よりも前の日のEVは0、実終了日にいきなりEVが持ち上がる、といった現象が起きます。
2 実開始日が設定されているとき、EVの上がり始めは実開始日が用いられる。(実開始日の前日までは当該チケットのEV=0になる)
チケット新規作成時
実開始日 < 進捗入力日=チケット作成日 = 実開始日にEV値をプロット
進捗入力日=チケット作成日 < 実開始日 = 実開始日にEV値をプロット
チケット編集時
実開始日 < 進捗更新日 = 進捗更新日にプロット
進捗更新日 < 実開始日 = 実開始日にプロット(実開始日の前日までは当該チケットのEV=0になる)
3 実終了日が設定されている場合、実終了日にチケットの進捗率が100%になったとみなす。
実終了日以降に進捗率の変更履歴がある場合、それらの変更履歴は無視される。
※補足例外
(1) 進捗率100%更新日 < 実終了日
(2) 実終了日 < 進捗率100%更新日
新規作成時は (1)(2)どちらでも実終了日にチケットの進捗率が100%になったとみなす
チケット更新時は(1)の場合は進捗率100%更新日に進捗率が100%になったとみなす
4 開始日・実終了日の項目に入力がない場合は、チケットの終了日に進捗率が100%になったとみなす。
終了日以降に進捗率の変更履歴がある場合、それらの変更履歴は無視される。
※実終了日が有効な場合、終了日がEVの計算に利用されない```
3.4の差異がでた場合の修正方法について
マニュアルの「過去日の進捗率の修正方法」をご参照ください。
進捗率の修正を許可すると、過去日の実績工数の入力とともに進捗率を修正できるようになります。